ビットコイン・アルトコインは買わない

SNSではビットコインが賑わっていますが・・・

とおる
私はビットコインやアルトコインは買わない!
ということを宣言するだけの記事です。
一個人投資家が「ビットコインには手を出さない」と決めた判断のポイントを解説します。
まず、ビットコインを買うべしというのは、次のような理屈からです。
  1. ビットコインは供給量が決まっており、一方で主要通貨は金融緩和を続けるから、相対的な価値が上がり続ける。
  2. Paypalでの決済が可能になるなど、経済活動への活用が期待される。
  3. 機関投資家が資産として保有し始めている。
そして、保有・買い増しを続ける人は、いつか1000万円に達するとしていて(このこと自体は可能性はあります)
  • 騰がれば「ビットコイン強い!もっと上がる!今買わないと買えなくなる!」と買いを煽り、
  • 下がれば「調整局面!絶好の買いチャンス!」と買いを煽ります。
このような1wayの相場が持続的であるとは全く思わないのですが、もう少し解説したいと思います。
買いにネガティブな理由
投機商品である。
ここでは非常にリスク(ボラティリティ)の大きいという意味で使っています。
ビットコインを「デジタル・ゴールド」と呼ぶ人もいるようですが、金は安全資産と見做されており、市場が冷え込む時には金が買われます。
では、ビットコインと金は同じような値動きをしているのでしょうか?
ちょっとわかりづらいですが、白に青領域がビットコイン 青線がゴールドです。
ある時期(黎明期?)までは金と同じような平らな値動きですが、そこから先のビットコインの値動は非常に激しいです。
これをみて「安全資産」とは思えませんし、今買う人も、持っている人も、「短期的にも長期的にも上がるから」ポジションを維持しているのだと思います、。
②税制の支援がない
投資はがばっと儲けるイメージですが、どちらかといえば、お金がゆっくり長い目で稼いでくれれば十分。
結局、入金力が勝敗を決めます。
株式投資は税制面で優遇があります。労働力や事業所得なら、社保も含めて30%以上持っていかれるところ、株式の値上がり益や配当は20%強程度です。
だから、ある程度の資産を持った人が投資を行うのは、「お金がお金を増やしてくれる」「マネーマシン」というだけでなく、「税金も安い」という点も間違いなくあります。
値上がり益が雑所得になり、がっつり税金を取られるビットコインは、その点でも魅力がありません。
③インフルエンサーの案件?
SNSでインフルエンサーになったり、アフィリエイトを事業として手掛けることを全く否定するものではありません。
本当に良いものを広めてくれるという意味では、社会に有益だと思います。
ただ、このビットコインについては、「全資産の1~3%程度にとどめて、リスクを抑えましょう」として、コインチェックなどの取引所リンクが貼られていたりします。おそらく、そのリンクから口座?を開設すると、報酬が得られるのだと思います。
ビットコインを開発した人、マイニングした人、取引所の人、インフルエンサーが儲かる仕組みに乗っかってビットコインを買うということは、自分の持ち値よりも高く誰かが買ってくれるということを想像できなくてはいけません。
つまり、持っている人が、自分の持ち値より相場を上げるためには、もっと高値で持ちたい人を作るしかありません。
もっと深い理由を確認したい人はリベ大動画がお勧め!

より詳細な「ビットコインを買わない理由」を解説しています。

  1. 法整備が未成熟
  2. 詐欺が横行
  3. ハッキングリスク
  4. 取引手数料が高い
  5. 税コストが重い
  6. ボラが高すぎる

 

とおる
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