政治ネタ突っ込みます。
緊急事態宣言下であるのも関わらず、深夜に銀座で会食をしたことで、自民党の国会議員3人が離党することになりました。
- 松本純 前国対委員長代理
- 田野瀬太道 文部科学副大臣
- 大塚高司 国対副委員長
です。
正直、名前を聞いたことありませんでした。
同時期に公明党の遠山衆議院が、同じように銀座に繰り出したことで議員辞職したのと比べると、軽いのではないか?という意見もあるようです。
ただ、私は政治家の出処進退は自分で決めれば良いと思っているので、続けようが党を抜けようが議員を辞めようが、自分で決めたことであればそれ以上言うことはないと思っています。
これは、「他人が決めることができる」というシステムにしてしまうと、「気に入らないという理由だけで追い落とせる」からですね。
ところが今回は、どうしても引っかかることがあります。

衆議院諸派の丸山穂高議員。彼は北方領土において不適切な発言をした等で、「丸山穂高君糾弾決議案」が可決されました。
令和元年のことです。
このこと自体に言いたいことはあるのですが、それよりも重要なことは、上記3名はこの時に糾弾決議を主導したというところです。
丸山議員が北方領土で取った問題行動と言われるのが、
- 禁止されている深夜外出
- 酩酊しての卑猥な言動
- 戦争への言及
等です。
今、緊急事態宣言下の東京において、深夜に飲食で繰り出すのは、国民の模範たるべき政治家にとってはもはや禁止事項も同然でしょう。
北方領土はダメで銀座なら良いという理由はありません。
つまり、この3名は丸山穂高議員には「国会議員の資格は無いから議員を辞めろ」と言ったのに、自分たちはちゃっかり離党で済まそうとしているわけですね。
前述のとおり、政治家は自分の身の処し方は自分で決めれば良いと思います。
ただ、「他人がやったらダメだけど自分は良い」かのような言動は、それこそ国会議員の資格が無いのではと思います。
どうせちょっと禊が終わった(みんなが忘れた頃に)ちゃっかり復党すると思いますが、選挙区の人はよく覚えておいて頂きたいなと思います。